腰椎椎間板ヘルニアの自然退縮を導くタンパク質製剤KTP-001(遺伝子組み換えヒトマトリックスメタロプロテアーゼ7)に関するライセンス契約締結のお知らせ
| ニュースリリース
帝國製薬株式会社(本社:香川県東かがわ市、代表取締役社長:藤岡実佐子、以下「帝國製薬」)と株式会社キュアディスク(本社:山梨県甲府市、代表取締役:赤木徹哉、以下「キュアディスク」)は、キュアディスクが開発を支援してきた腰椎椎間板ヘルニア治療薬候補であるKTP-001、遺伝子組み換えヒトマトリックスメタロプロテアーゼ7(以下「本製剤」)につきまして、このたび日本国内における独占的開発・製造・販売権に関するライセンス契約(以下「本契約」)を締結いたしましたのでお知らせいたします。
本製剤KTP-001は遺伝子組み換えヒトマトリックスメタロプロテアーゼ7(rhMMP-7)を有効成分とする腰椎椎間板ヘルニアの自然退縮を導くタンパク質製剤で、MMP-7は、幅広い基質を分解する能力を有するMMPにおいて、各種プロテオグリカンを選択的に基質特異性をもって分解します。これまでの研究において、本製剤は髄核の細胞外基質を分解することにより脱出した髄核の退縮を促進し、腰椎椎間板ヘルニア患者における腰から下肢にかけての疼痛やしびれをはじめ、下肢の筋力低下などの神経症状や歩行障害などの動作を改善することが示唆されています 1)-4)。
本契約に基づき、帝國製薬は今後の本製剤の国内開発を進め、製造販売承認申請を行います。承認取得後は、独占的に販売いたします。
帝國製薬およびキュアディスクは、腰椎椎間板ヘルニアに対する新たな治療選択肢を提供することにより、より多くの患者さんに貢献したいと考えています。
帝國製薬について
1848年創業の帝國製薬は、「人類の痛みからの解放」を目指して、経皮吸収製剤技術を生かした鎮痛消炎貼付剤や医療用麻薬を含む医薬品の開発、製造、販売を行っています。
鎮痛消炎貼付剤をご利用いただいている整形外科領域では、変形性膝関節症を予定適応症とする、ポリ硫酸ペントサンナトリウムを有効成分とする皮下注射剤(株式会社レクメドが開発中)および韓国でCARTISTEM®の名で販売されているヒト臍帯血由来間葉系幹細胞[再生医療等製品](メディポスト株式会社が申請準備中)に関する日本国内における独占的販売権も有しております。
今後、重点領域の一つである整形外科領域において、アンメットメディカルニーズの高い疾患に対する治療薬を患者さんにお届けできるよう、整形外科領域の担当者を拡充し一層の取り組みを進めてまいります。
キュアディスクについて
キュアディスクは、山梨大学整形外科学講座 波呂浩孝 教授の研究成果により創出された腰椎椎間板ヘルニアに対する新規治療薬KTP-001の開発を支援するベンチャー企業として、2020年12月に設立されました。波呂浩孝 教授の、腰椎椎間板ヘルニアの激痛で苦しまれる患者さんを発症初期からの治療により強い疼痛や日常生活動作の支障から救いたい、という強い思いを実現させるべく、KTP-001の社会実装に向けて支援を続けてまいりました。今後は国内の開発におきまして、帝國製薬と共に開発を続けてまいります。
1) KOMORI H., et al. Spine, 1996 Jan; 21(2): 225-229
2) HARO H., et al. J Clin Investig. 2000 Jan; 105(2):133-141
3) HARO H., et al. J Clin Investig. 2000 Jan; 105(2):143-150
4) HARO H., et al. Journal of Orthopaedic Science, 2025 Nov; 30: 981-991
本件に関するお問い合わせ先:
帝國製薬株式会社 総務部 TEL:0879-25-2221
本リリースの同時配信先:
高松経済記者クラブ、本町記者会、株式会社 医薬経済社





