帝國製薬・DDSベンチャーTravanti Pharma 社買収の件

帝國製薬株式会社(香川県東かがわ市、代表取締役社長 村山昇作、以下「帝國製薬」)とTravanti Pharma, Inc.(本社:ミネソタ州ミネアポリス郊外メンドタハイツ、Robert Cohen社長兼CEO)、以下「Travanti社」)は、米国時間5月7日、Travanti社買収に関し、手続きを完了し、Travanti社は、帝國製薬の100%子会社、Teikoku Pharma USA, Inc.の子会社となりましたのでお知らせいたします。

Travanti社は、1997年設立の非上場DDSベンチャーで、WEDD®(Wearable Electronic Disposable Drug Delivery)という技術で使い捨て装着式電子経皮薬物送達システム (イオントフォレシス)を開発し、医薬品の安全性・コンプライアンス・有効性・投薬簡便性の改善を目的とした新規ドラッグ・デリバリー・プラットフォームの設計、開発及び販売を行っています。

帝國製薬は、年間約12億枚の消炎鎮痛貼付剤(ちょうふざい)を製造する、パップ剤のリーディングカンパニーです。自社技術とTravanti社が所有する新ドラッグデリバリー技術の融合により、投薬をより安全且つ効果的にすることが可能となるほか、投薬量をより調整しやすくでき、また、場合によっては注射の必要もなくなることを可能とするものと期待しています。

Travanti社の社長兼CEOのRobert Cohen氏は、「帝國製薬は米国でもっとも成功したパップ剤の会社で、我々の業務をよく理解してくれている。帝國製薬がTravantiのWEDD®技術を基に作られた素晴らしい製品の市場進出の助力となってくれることを確信しており、帝國製薬の一員として戦力に参加できることはとても喜ばしい。帝國製薬及びTravantiの株主や従業員にとって大変有益な買収であり、満足している。」と述べています。

帝國製薬の社長 村山昇作は、「Travanti社の買収により、経皮吸収技術の新たなプラットフォームを手に入れることができた。これにより、製品ラインの拡大が可能となり必ずや患者さまのアンメットニーズを満たす事に寄与できるものと確信している。」と述べています。

WEDD®技術(使い捨て装着式電子薬物送達システム)について
イオントフォレシスを用いた薬物投与装置。イオントフォレシスとは、微弱電流を用いて、イオン化(電離)した有効成分を、電流及び電位差を用いて皮膚から吸収させる方法で、WEDD®技術は、超小型バッテリーの採用で小型化を実現し、装着しやすく、使い捨てを可能としたものです。

参考情報

Travanti社の概要
本社 2520PilotKnobRd.Suite100,MendotaHeights,Minnesota55120
社名 TravantiPharma,Inc.
代表者 President&CEO RobertCohen
営業内容 WEDD(R)テクノロジーを活用したドラッグデリバリープラットフォームの設計、開発及び販売
主要な製品 IontoPatch
資本金 14百37万ドル
社員数 8人
売上高 940万ドル(2008年)
株式上場 未公開
企業グループ 無
帝國製薬の概要
本社 香川県東かがわ市三本松567番地
社名 帝國製薬株式会社
代表者 代表取締役社長村山昇作
営業内容 医薬品製造及び販売
主要な製品 医療用・一般用パップ剤
資本金 122百万円
社員数 約650人
売上高 329億円(2009年)
株式上場 未公開
企業グループ テイコクファルマケア株式会社・TeikokuPharmaUSA,Inc.ほか

このリリースに関するお問い合わせ

帝國製薬株式会社 総務部 松村 充浩 【TEL:03-3510-3331】