ニュースリリース

日本初のドネペジル経皮吸収型製剤の独占的販売権に関するライセンス契約締結のお知らせ

帝國製薬株式会社(以下「帝國製薬」)と興和株式会社(以下「興和」)は、帝國製薬が開発中のアルツハイマー型認知症治療薬候補である日本初の「ドネペジル経皮吸収型製剤」(以下「本製剤」)につきまして、このたび日本国内における独占的販売権に関するライセンス契約(以下「本契約」)を締結いたしました のでお知らせいたします。

本製剤は、ドネペジルを有効成分とする日本初の経皮吸収型製剤(テープ剤)で、ドネペジルが神経組織に含まれるアセチルコリン分解酵素であるアセチルコリンエステラーゼを可逆的に阻害することにより脳内アセチルコリン量を増加させ、脳内コリン作動性神経系を賦活化し、アルツハイマー型認知症患者における認知症症状の進行を抑制することがこれまでの研究において確認されています。

帝國製薬は本製剤について、本年1月に厚生労働省に製造販売承認申請を行っており、興和は帝國製薬の承認取得後、本契約に基づき日本国内において本製剤を独占的に販売いたします。

帝國製薬および興和は、アルツハイマー型認知症に対する新たな治療選択肢を提供することにより、より多くの患者さんや医療従事者・介護者の皆様に貢献したいと考えています。
 

本件に関するお問い合わせ先

帝國製薬株式会社 総務部
TEL:0879-25-2221

興和株式会社 広報部
TEL:03-3279-7392